缶詰でもOK!タイのパイナップルチャーハン「カオパットサパロット」の簡単レシピ
2016/12/25
日本人の感覚だと「ごはんにパイナップル!?」となりがちなカオパットサパロット。
タイでは一般的なチャーハンです。
タイに限らずフルーツとお肉やしょっぱいものの組み合わせって意外と好かれていますよね。
酢豚にパイナップル。
カレーにレーズン。
ハンバーガーにパイナップル。
苦手な人からはとことん嫌われる組み合わせですが、好きな人には大好きな組み合わせですよね。
私は大好きな方です。
なのでカオパットサパロットもたまに食べたくなって作ります。
レストランで注文すると果肉がくり抜かれたパイナップルが器になって出てきます。
それだけで南国の気分が味わえてテンションが上がります。
でもなかなかパイナップルをまるまる1個買うことってないですよね。
日本では年中見かけるわけでもないですし。
ということで、ここでは気軽に簡単に作れるように缶詰のパイナップルを使ったレシピを紹介します。
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カオパットサパロットとカオオップサパロットの違い
レストランではカオパットサパロットよりもカオオップサパロットのほうが見かけると思います。
カオ=ご飯
サパロット=パイナップル
ここは共通ですね。
基本材料は同じと考えてOKですが、調理方法に違いがあります。
パット=炒める
オップ=蒸す、蒸し焼き
レストランでよく見かける「カオオップサパロット」は炒めたチャーハンをパイナップルに詰めてから蓋をして10分ほど蒸し焼きにしています。
つまりごはんを炒めるところで完成にしたのが「カオパットサパロット」です。
蒸した方がごはん全体にパイナップルの香りに包まれてより美味しくなります。
でも家で作るときはチャーハンで終了したほうが断然手軽ですよね。
なので今回はカオパットサパロットのレシピです。
カオパットサパロットの材料(2人分)
- ご飯 2膳分
- パイナップル(缶詰) 3~4枚
- ハム 3~4枚
- ミックスベジタブル 大さじ6くらい
- エビ 6~8尾
- にんにく 1かけ
- ナンプラー 大さじ2.5
- コショウ 少々
ご飯は固めに炊いたものを使うとパラパラに仕上がります。
アツアツの炊き立てではなく、少し冷めたくらいの温かいものを使うのが一番パラパラに仕上げやすいです。
好みによってパイナップルの量は増やしてOKです。
もちろん生のパイナップルがあるときはぜひ生パインを使ってくださいね。
今回野菜は手抜きの定番、ミックスベジタブルを使いましたが家にあるものでOKです。
玉ねぎ・にんじん・ピーマン・パプリカなど冷蔵庫にあるものを利用してください。
カオパットサパロットの作り方
1.材料の下ごしらえ
パイナップル、ハムはダイス状にカット。
ニンニクはみじん切り。
エビは冷凍の場合は解凍しておきましょう。
2.にんにくを炒める
フライパンにサラダ油をひき、にんにくの香りが出てくるまで炒めます。
強火だとにんにくがすぐ焦げてしまうので弱火~中火くらいで。
3.野菜とハムを炒める
野菜とハムを加えて炒めます。
生の野菜を使う場合はここで野菜に火を通してしまいましょう。
ミックスベジタブルの場合は解凍されれば十分です。
4.エビを加える
野菜に火が通ったらエビを加えて炒めます。
あまり長く火を通すとエビが縮んで固くなってしまうので気を付けましょう。
5.ごはんを加える
ご飯を加えてパラパラになるまで炒めます。
6.パイナップルを加えて味付け
パイナップルを加えて軽く混ぜたらナンプラーで味付けします。
コショウはお好みで加えてください。
小さなお子さんと食べる場合はコショウなしでもいいと思います。
大人は自分のお皿でかけてもいいですし。
お皿に盛って完成です。
なんて簡単!!
おわりに
基本のタイチャーハン(カオパット)の派生として簡単につくることができるカオパットサパロット。
南国の気分を味わいたいときに、サッと作れるおすすめメニューです。
生のパイナップルがあればより南国気分を味わえますし、
このチャーハンをパイナップルの器に入れて少しオーブンで蒸し焼きにすればカオオップサパロットに昇格です。
(カオパットサパロットが下というわけではありませんが・・・)
それほどパインの主張が強くないので、料理にフルーツが苦手な人もぜひ一度試してみてください。