15分で簡単に用意できちゃう!にんじんで作るソムタムのお手軽レシピ
タイの料理でソムタムが好きな人も多いのではないでしょうか。
ピリ辛で、さっぱりしていて、いくらでも食べられちゃうサラダですよね。
でもメインの食材である青パパイヤって日本ではなかなか入手できません。
そこで今回は青パパイヤの代わりにニンジンを使ってソムタムを作ってみました。
ニンジンだったら冷蔵庫に常備している家庭も多いと思いますし、
どんなスーパーでも売っているので気軽にチャレンジできますよ。
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ソムタムの意味
ソムタムのソムは「酸っぱい」、タムは「搗く(つく)」という意味です。
お餅をつく、の搗くですね。
てっきり青パパイヤという意味が含まれていると思っていたのですが、その意味はどこにもありませんでした。
なのである意味、ニンジンで作っても他の野菜で作ってもソムタムということでいいんですかね。
ソムタムの発祥とされるラオスではタムマークフンと言います。
これだとマークフン(青パパイヤ)という単語が入るので私たちが想像するソムタムとなります。
ちなみにラオスではナンプラー(魚醤)ではなくパデーク(溜り魚醤)が使われます。
タイのイサーン地区(東北地方)ではタムバックフンと言われます。
バックフン=青パパイヤです。
ただ、バンコクなどタイ中心部などではソムタム=青パパイヤのサラダとして浸透していますのでタイのレストランではソムタムと注文すればOKですよ。
ニンジンのソムタムの材料(2~4人分)
2人ならたっぷり食べられます。
食事の1品に加えるのであれば4人で分けても十分な量が出来上がります。
- にんじん 1本
- いんげん 7本
- プチトマト 4個
- にんにく 1かけ
- 唐辛子 1本
- ピーナッツ 大さじ2
- 桜エビ(小エビでもOK) 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
- ナンプラー 小さじ2
- レモン果汁 小さじ2
ピーナッツは塩のかかっていないものがおすすめですが塩付きでもOKです。
レモン果汁はもちろん生のレモンを絞って使ってもOKです。
ニンジンのソムタムの作り方
1.ピーナッツを乾煎りする
ピーナッツをフライパンで乾煎りします。
ナッツの香りがしてきたらOKです。
塩味がついている場合、軽く水洗いしてペーパーなどで水気を拭き取ってから煎ると塩気が取れていいですよ。
2.ニンジンのカット
ニンジンは千切りにします。
ポリポリとした食感が好きな人はそれほど細くなくてもいいと思います。
好みによってスライサーなどでほそ~くしても。
3.プチトマトのカット
プチトマトは大きさによって半分、または1/4サイズにカットしておきます。
4.いんげんの下ゆで
いんげんは筋をとって、沸騰したお湯で30秒ほど茹で、水でしめたら食べやすい長さにカット。
5.にんにくと唐辛子をつぶす
ジップロックなど厚めのビニール袋に唐辛子(種は取り出しておく)とニンニクを入れて包丁の持ち手などでつぶす。
6.材料を入れて混ぜる
ビニール袋にピーナッツ・ニンジン・インゲン・桜エビ・砂糖・ナンプラー・レモン果汁を入れてよ~く揉む。
(本来はめん棒などで搗いて味をしみこませますが、より簡単に揉み込んじゃいましょう)
ピーナッツを砕くために包丁の持ち手などで少したたいてあげるとよりおいしくなります。
ニンジンが少ししんなりしたらプチトマトを加えて少しだけ揉んだら出来上がりです。
トマトがつぶれすぎないように、最後に入れるのがポイントです。
ソムタムにはキャベツを添えて
ピリっと辛いソムタム。
タイでは辛さ緩和のために生のキャベツが添えられています。
今回のレシピではそれほど辛くなく仕上げているので、辛さ緩和には必要ないかもしれませんが、生のキャベツを添えるとよりタイっぽくなるかもしれませんね。
ソムタムと一緒に楽しむカオニャオ
タイではソムタムと一緒に楽しむものと言えば、カオニャオ。
カオニャオはタイのもち米です。
カオニャオをソムタムと一緒に、またはソムタムのタレに浸して食べる。
それがタイ流の食べ方です。
日本のもち米と比べてパサパサしているタイのもち米、カオニャオ。
パサパサと言っても、あくまでタイの「もち米」ですから、普通のタイ米よりはモチモチしています。
日本のもち米だとちょっとモチモチしすぎて相性はイマイチかもしれませんね。
代用する場合は日本の普通のお米にもち米を加えて炊くのがいいですよ。
(お米2合に対してもち米0.5合くらいが目安)
もち米オンリーほど粘りがなく、普通のお米よりはモッチリしています。
おわりに
私の大好きなソムタム。
ニンジンのソムタムだったらいつでも気軽に作ることができます。
これでいつでもソムタムが楽しめるようになってうれしい限りです。
本音を言えば青パパイヤで作りたいところですが・・・。