15分でできる節約タイ料理。カニカマでつくるプーパッポンカリー。
2016/12/25
カニのカレー炒め(プーパッポンカリー)。
タイ料理にちょっと興味がある人なら知っているのではないでしょうか。
そしてファンも多いと思うこの料理。
実際、私も大好物です。
カレーのスパイシーな感じと卵やココナッツミルクのまろやかさでごはんが進む1品
家で簡単に作れたら人気のレパートリーになること間違いなしのプーパッポンカリーです。
今回はとにかく簡単に手軽にプーパッポンカリーを楽しむべくカニカマを使ったレシピをご紹介しますね。
カニカマを利用することで材料費が格安!
主婦にとって節約料理は助かりますよね。
タイ料理としても節約料理としてもぜひ楽しんで下さい。
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プーパッポンカリーの意味
プー=蟹
パッ(パット)=炒める
ポン=粉
カリー=カレー
そのままですね。
プーパッポンカリー=蟹のカレー粉炒めとなります。
卵の意味がありませんが、もともとは卵なしだったそうで、その名残かもしれません。
プーパッポンカリーの材料(2~4人分)
たっぷり2人前、シェアして3~4人前という感じです。
- カニカマ 1パック
- セロリ 1本
- 長ネギ 1/2本
- 玉ねぎ 1/4個
- にんにく 1かけ
- 卵 2個
- 醤油 大さじ2
- オイスターソース 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- ラー油 小さじ2
- カレー粉 小さじ2
- 片栗粉 小さじ1
- 牛乳 100ml
ここでは節約レシピとしてカニカマを使用しています。
もちろんカニ缶にグレードアップしてもいいですし、本物のカニを使えたら最高ですね。
自宅にシーズニングソースがある場合は「醤油大さじ2」を「醤油大さじ1、シーズニングソース大さじ1」に変更するとより本格的です。
またココナッツミルクがある場合は牛乳をココナッツミルクに変更してもOKです。
子供と一緒に食べるときはラー油なしで作ると辛さがなくなっておすすめです。
大人にはちょっと物足りないかもしれませんが・・・。
プーパッポンカリーの作り方
1.材料の下ごしらえ
セロリは筋を取って、薄切りにします。
セロリの葉っぱの部分はざく切りでOKです。
長ネギ・玉ねぎは薄切りに。
カニカマは少し粗めに割いておきます。
ニンニクはみじん切り。
2.卵液の準備
卵・醤油・オイスターソース・砂糖・ラー油・カレー粉・片栗粉・牛乳をすべて混ぜ合わせておきます。
3.にんにくを炒める
フライパンにサラダ油を敷き、中火くらいで香りが出るまでニンニクを炒めます。
強火にしてしまうとニンニクがすぐ焦げてしまうので注意。
4.野菜を炒める
セロリ・長ネギ・玉ねぎを加えてしんなりするまで炒めます。
シャキシャキ感が残ったほうが好きな人はそんなに炒めなくてもいいですが、
個人的にはしっかり火が通ってネギ類がクタクタになっているほうが好みです。
5.カニカマを加える
カニカマ加えて軽く混ぜます。
カニカマはそのまま食べられるものなので、サッと混ぜ合わせるだけでOKです。
6.卵液を加える
混ぜ合わせておいた卵液を加えて、卵がトロっとするまで火を通したら出来上がり。
ぜひごはんと一緒に召し上がってくださいね。
プーパッポンカリー発祥のソンブーン
タイのレストラン「ソンブーン」がプーパッポンカリーの生みの親と言われています。
最初お店で出していたのは卵なしのカニのカレー炒め。
プー(蟹)パッ(炒める)ポン(粉)カリー(カレー)という意味に忠実ですね。
それに卵を加えてマイルドにしたものをまかないメニューとして食べていたところ、美味しいと評判になりメニューにラインナップしたそうです。
今ではソンブーンに来たお客さんでプーパッポンカリーを頼まない人は皆無と言ってもいい状態。
どのテーブルにもプーパッポンカリーが運ばれ、1日で300皿は出る人気メニュー。
タイに行ったらソンブーンを訪れてぜひ元祖プーパッポンカリーを食べてみてくださいね。
ちなみにソンブーンはバンコクだけでも5店舗もある人気レストランです。
おわりに
個人的に好きなタイ料理上位に入るプーパッポンカリー。
今回紹介したカニカマパッポンカリーは家で気軽に作ることができるし、何より家計に優しい節約料理です!
カニ本来のうまみに比べたらカニカマなんで足元にも及ばないかもしれませんが、
1人あたり150円くらいで作れちゃうんだからなかなか優秀なメニューです。
お財布に余裕があるときはカニ缶や本物のカニにグレードアップすればよりカニの旨味が味わえますよ。