ナンプラーさえあればOK!タイ風チャーハン(カオパット)の基本レシピ
2016/09/13
タイ料理の基本中の基本といえるカオパット(タイ風チャーハン)。
辛さがないので子供でも安心して食べられます。
タイのレストランでは自分で味付けできるようにテーブルに調味料が置かれていることがほとんど。
そのため控えめな味付けのことが多いです。
ここでは出来上がりでしっかり味がつくようなレシピになっていますので、食卓に調味料を置く必要はありません。
サッと作ってサッと食べられるレシピです。
スポンサーリンク
カオパットの意味
カオ=ご飯
パット=炒める
つまり炒飯(チャーハン)です。
そのままですね。
カオパットの材料(2人分)
- 固めに炊いたご飯 1合分
- 卵 2個
- ニンニク 4カケ
- 玉ねぎ 1/4個
- パプリカ 1/8個(なくてもOK)
- 小葱 2~3本分(なくてもOK)
- ナンプラー 小さじ1+大さじ1.5
- こしょう 少々
- レモン 1/4個(ライムがあればライムがおすすめ)
タイではジャスミンライスが使われます。
日本のお米よりも粘り気がないので、パラパラに仕上がります。
ただ、カオパットを作るためにジャスミンライスを買う気にはなれませんよね。
日本のお米でもしっかりパラパラにできますので、日本のお米で十分です。
パラパラに、ジャスミンライスっぽくするには少し固めに炊くのがポイントです。
また冷たいご飯ではなく、温かいご飯を使ってください。
炊き立てのホカホカじゃなく、少し冷ましたくらいがベストです。
基本中の基本と思えば、野菜は玉ねぎだけでもOKです。
私はいろどりを良くしようとパプリカと小葱を加えています。
(写真のパプリカは自宅で採れたものでスーパーで売られているものよりかなり小ぶりですが、普通のパプリカです。)
また小葱をパクチーにするとよりタイっぽくなりますが、あまり売っていないし高いので小葱にしました。
(小葱を写真に入れるの忘れました・・・)
カオパットの作り方
1.材料の準備
ニンニクは包丁でつぶしてからみじん切り、
玉ねぎ・パプリカもみじん切り、
小葱は小口切りにしておく。
2.スクランブルエッグを作る
油を熱したフライパンに溶いた卵を入れて柔らかめのスクランブルエッグを作ります。
できたらお皿に取り出しておきます。
3.ニンニクを炒める
卵を取り出したフライパンに油とニンニクを入れ、香りが出てくるまで炒めます。
卵を取り出したフライパンは洗ったり拭いたりしないでそのままでOKです。
4.野菜を炒める
玉ねぎとパプリカを加えて炒めます。
玉ねぎがしんなりしたらナンプラー小さじ1を加えて混ぜます。
5.ご飯を炒める
ご飯を加えてしっかり炒めます。
ご飯がしっかりほぐれたらナンプラー大さじ1.5を加えてよく混ぜます。
6.仕上げ
最初に作ったスクランブルエッグを戻し、小葱を加えて混ぜ合わせます。
最後にコショウを加えて出来上がりです。
お皿に盛ったらくし型にカットしたレモンを添えてください。
絞って食べるとさっぱりしておいしいですよ。
子供と食べる場合はコショウは控えめ、または無しでもいいと思います。
ピリっとしたコショウが好きな人は多めにしてください。
また粗びきの黒コショウにすると少しパンチがあって、コショウ好きにはおすすめです。
カオパットのアレンジ
ここで紹介したカオパットのレシピは本当にシンプルなものです。
好きな具材を加えて、自分好みにアレンジしてください。
タイでよく使われる具材は
鶏肉(ガイ)
豚肉(ムー)
エビ(クン)
カニ(プー)
といったところです。
日本だったら気軽に買えるカニカマもおすすめです。
ソーセージも旨味がでるのでいいですね。
チャーハンなので気軽に家にある材料で作ってみてください。
ちょっとニンニクをきかせて、ナンプラーで味付けすればそれだけでもうカオパットの出来上がりです。
おわりに
タイ料理の基本中の基本といえるカオパット。
その中でも一番の基本となるシンプルなカオパットのレシピを紹介しました。
このレシピをベースにお好みの具材をプラスして、自分好みのオリジナルカオパットを作ってみてください。