鶏肉のレパートリーを増やす!タイ料理【ガイヤーン】は簡単でいつもと違う味わいに。
2017/02/07
タイの焼き鳥「ガイヤーン」。
日本の焼き鳥と同じようにお店によって秘伝のタレがあり、それに付け込んで焼きます。
そのためシンプルですが、お店によって味わいが変わる料理です。
なのでガイヤーンのレシピはこれ!といったものはありません。
何度か作ったら自分好みにタレを調整していくのがおすすめです。
ただし欠かせないのはタイの醤油である「ナンプラー」。
これがあればそれだけでもタイっぽさが出ます。
他の簡単なタイ料理でも欠かせない調味料ですし、手頃な値段で入手できるのでぜひ用意してみてください。
今回紹介するガイヤーンのレシピはナンプラーと普段から冷蔵庫にありそうな調味料を使って仕上げています。
とても簡単なのにいつもの鶏肉料理とはちょっと違った味わいで新鮮だと思います。
ガイヤーンの意味
ガイヤーンの意味はとてもシンプル。
ガイ=鶏肉
ヤーン=焼く
日本でいうところの焼き鳥ですね。
ちなみにヤーンは炭火焼きやオーブンでローストするような「焼く」を意味します。
そのほかにも「パオ」(直火で炙るイメージ)や「ピン(グ)」(パンや餅などを焼く)といった「焼く」を意味する言葉もあります。
なので本来であればガイヤーンは炭火で焼いたりオーブンで焼いたりするのが正しいのですが、
ここでは一番簡単な方法としてフライパンで焼きますので面倒なことはありませんよ。
ガイヤーンの材料(1~2人分)
今回は鶏もも肉1枚分の材料です。
これをメインで食べるなら1人1枚がいいと思います。
他の料理と一緒におつまみやおかずの位置なら2人で1枚でも。
- 鶏もも肉 1枚
- にんにく 2かけ
- ナンプラー 大さじ2
- オイスターソース 大さじ1
- はちみつ(砂糖でも) 大さじ1
- レモン果汁 大さじ1
- レモングラス(なくてもOK) 数本
- パクチー(なくてもOK) 数枚
レモングラスは本当は生のものを用意して、茎の部分を使いたいところですが日本ではなかなか見かけません。
乾燥レモングラスも売っていないスーパーの方が多いと思います。
なのでなくてもOKです。
最近はスーパーでパクチーをよく見かけるようになりましたが、苦手な人も多いですよね。
タイ料理には欠かせない香草の一つですが、ここではなくてもOKです。
今回、我が家でもパクチーがなかったので無しで作ってます。
甘さを出すのは砂糖でもいいですが、できればはちみつがおすすめです。
作り方
1.鶏肉にフォークで穴をあける
鶏もも肉にフォークで穴をあけます。
味が染み込みやすいように。
お肉の面も皮の面もそれぞれ10か所くらいブサブサしてください。
2.ニンニクをつぶす
にんにんくは半分にカットして芽を取り、包丁の腹などでつぶしておきます。
3.袋に入れて味を染み込ませる
ジップロックなどの袋にすべての材料を入れて、1~2時間ほど漬け込みます。
最初に材料を入れたら少し揉みこむようにするとより馴染みます。
4.フライパンで焼く
本来は炭火やオーブンで焼くところですが、面倒なのでフライパンで。
少し焦げ目が付くくらいに焼いたほうが本場のガイヤーンらしくなるのでおすすめです。
フライパンに鶏肉を乗せてから中火にかけてください。
皮の面をしっかりと焼いたらひっくり返して蓋をして、じっくり中まで火を通しましょう。
目安としては両面合わせて15分くらいです。
最初にフライパンを熱してしまうと焦げ焦げになりやすいので注意してくださいね。
もちろん面倒でなければオーブンで焼いてもいいですよ。
BBQの時には付け込んだ状態で袋ごともっていって、炭火で焼く、なんて最高ですね。
おわりに
手軽に作れて、普段とはちょっと違った味付けになるガイヤーン。
誰でも失敗なく美味しく作れるおすすめのタイ料理です。
鶏もも肉が特売の日にはたくさん買って、1枚ずつ袋に入れて味付けしてそのまま冷凍庫へ。
そうすればいつでも焼くだけでガイヤーンを楽しむことができるのでおすすめですよ。