20分でできるトムカーガイのレシピ。迷わずペーストを活用しよう。
2016/09/10
タイ料理のスープといえば辛くて酸っぱいトムヤムクンが有名ですが、
タイ料理好きにはトムヤムクンよりトムカーガイの方が好きという人が意外と多いですよね。
何を隠そう、この私もトムカーガイが大好きです。
タイ料理レストランとか、現地レストランでは必ず頼んじゃうくらい好き。
でも家で作るとなると材料を揃えるのが大変なんです。
そこで今回はトムカーペーストを利用したレシピを紹介します。
家で作るなら簡単に作れないと、なかなか作ろうという気になれませんよね。
でもこのペーストさえ入手できればものすごく簡単にトムカーガイが作れます。
ペーストはなかなかスーパーなどで売っていないので通販で買うのをおすすめします。
トムカーガイ好きの私はこのLOBOのトムカーペーストをまとめて15袋とか買ってます・・・。
トムカーガイの意味
ちなみにトムカーガイの意味ですが、
トム=煮る
カー=タイショウガ(日本のショウガとはちょっと違います)
ガイ=鶏肉
となっています。
鶏肉をココナッツミルクとタイショウガなどの香辛料・ハーブで煮込んだスープがトムカーガイです。
ペーストを使わずに作ろうと思うと香辛料やハーブを揃えるのが大変なんですよね。
ちなみに日本で手に入りにくいもので、トムカーガイに必要なのは材料は次の3つ。
カー(タイショウガ)
タクライ(レモングラス)
バイマックルー(こぶみかんの葉)
まずタイショウガですが日本では南姜(なんきょう)と呼ばれるもの。
普段使うショウガよりも香りが強く、芳香ショウガとも呼ばれます。
輸入食品店で乾燥タイプが売られていることもありますが、なかなか生のタイショウガは買えません。
次にレモングラス。
ハーブティーにも利用されるレモングラスは輸入食品店で葉の部分が売られているのはたまに見かけます。
ですがトムカーガイには根の部分まで必要になります。
そしてこぶみかんの葉。
香辛料の大手メーカーGABANからも乾燥タイプが販売されていますが、よほど大きいスーパーでなければ見かけません。
そこそこ大きいイオンやヨーカドー、西友でも見たことないです。
なので、家でトムカーガイを作るときはペーストを利用して簡単に作るのがおすすめです。
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トムカーガイの材料(4~6人分)
トムカーペースト1袋でたっぷり4人分、普通盛りで6人分くらいです。
- トムカーペースト 1袋
- ココナッツミルク 1缶
- 水 400ml
- 鶏もも肉 1枚(約300g)
- タケノコの水煮(細切りタイプ) 1袋
- しめじ 1袋
- ピーマン 2個
- パプリカ 1個
野菜はこの通りじゃなくてもOKです。
冷蔵庫にあるものを使ってください。
私はナス・ニンジン・エリンギ・マッシュルーム・ズッキーニをよく使います。
キノコは本来「ふくろだけ」を使用しますが、日本ではあまり見かけないのでマッシュルームやしめじで代用しましょう。
また鶏肉は手羽先でもいいと思います。
胸肉でもいいと思いますが、少し脂があったほうが美味しいのでももの方がおすすめです。
豚肉やエビに変更してもいいですよ。
トムカーガイの作り方
1.材料の準備
鶏肉・野菜は一口大にカットします。
タケノコはザルにあけて、かるく水洗いしておきます。
2.ココナッツミルクでトムカーペーストを溶かす
ココナッツミルクを半分くらいとペーストを鍋に入れて中火にかけ、ペーストを溶かします。
3.鶏肉を加える
鶏肉を加え、中火で色が変わるまで煮込みます。
4.残りの材料を加える
野菜・残りのココナッツミルク・水を加え、材料に火が通るまで煮込みます。
このときココナッツミルクを入れて空になった缶に水を入れて注ぐと、無駄なくココナッツミルクが加えられるのでおすすめです。
だいたいココナッツミルクの缶が400mlくらいなので水を計る必要もなくなります。
味見して物足りないようであればナンプラーを少し加えるといいですよ。
5.お皿に盛ったら出来上がり
我が家では少し固めに炊いたご飯と一緒に食べてます。
ジャスミンライスはわざわざ用意する気になれないので・・・。
またタイではカオニャオ(タイのもち米)と一緒に食べることが多いですが、
日本のもち米はカオニャオより水分が多く、同じようには蒸せないので注意してください。
おわりに
まだまだ知名度の低いトムカーガイ。
日本にあるタイレストランではトムヤムクンはあるけどトムカーガイがないってことがあるんですよね。
トムヤムクンよりトムカーガイのほうが好きな私は早くトムカーガイの知名度が上がってくれるといいな~と思っています。
そして一人でもトムカーガイファンが増えるといいな~。
(私、別にまわしものでもなんでもないですよ!)